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妻籠宿に保存されている熊谷家住宅は、江戸時代にこのあたりに建てられていた長屋の一部。それほど大きな家ではありませんが、無料で見学することができ、古民家の様子が伺える貴重な施設です。そんな熊谷家住宅の中でちょっと目を引くのが、畳に作られた囲炉裏。正方形なのですが、一辺が土間の方になっていて、コの字形に囲むように作られています。

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熊谷家住宅の中

よく古民家風のレストラン等で見かける囲炉裏って四方を囲むようにできていたと思うのですが、ここでは使うのが3辺のみ。どうやら、風上と風下の関係が影響しているようで、一番風のあたる部分、つまり煙が一番やってくる場所は誰も座らないように作られているそうなのです。

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席順が書かれてます

長男の嫁や母親の席など、座る場所が作法、風習のように決まっていたようです。長男は奥さんと隣同士になれないんですね。

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父親、長男、それ以下の子供

父親が上座にあたるのでしょうか。その横に長男が座っていて、長男以下の子供は手前に座ります。長女がいた場合はどうなるんでしょうね。それにしても、次男や三男を『以下』って表現するのは若干違和感があるような…。まー気にしすぎかな。

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というわけで、このとおり

どうやら囲炉裏にも座り方があったようです。言われてみれば、サザエさんの食卓もおおよそ似たような並びになっている気がします。そもそも囲炉裏が家にあるケースなんてそうそう無いと思いますが、もし雰囲気のある旅館やレストランなどで囲炉裏を使う機会があれば、是非ともこの並びを参考に座ってみて下さい。


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