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長野県南信、南木曽町に『読書発電所』と呼ばれる水力発電所があります。木曽川の水を利用した発電所なのですが、この名前のインパクトが結構スゴいんですよね。読書って!!と思ってしまいますが、『よみかき発電所』と呼ぶそうで、このあたりの地名(南木曽町読書)にちなんだ名前となっています。そんな読書発電所ですが、実は運用中の発電所施設としては初めて国の重要文化財に指定された近代建築で、当時は電力供給に多大な影響を与えていたのだそうです。

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国道19号から見えます

木曽川に7つの水力発電所を造り、長さ200kmの送電施設で関西電力に多大な電力供給をした福沢桃介。そんな、電力王とも呼ばれる人物がいます。ここ読書発電所も福沢桃介の手によって開発された発電所だそうで、完成時には47000kwと当時では最大の電力を生んでいたらしいのです。昭和30年代に火力発電所が多発するまでは、水力発電が日本の電力の主流でした。その当時の電力を牽引した存在ということで、この読書発電所は1994年に国の重要文化財に指定されています。

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真向かいには蘭川(あららぎがわ)発電所が!

真向かいにある蘭川発電所が小型なので、それと比べると大きな発電所なのだということが一目で分かります。ただ、もちろんこれらの発電所建設には地元の人の反対も大きかったようで、当時、島崎藤村の兄である島崎広助が福沢桃介の強引なやり方に大きく反対していたそうです。ただ、やはり電力を必要とする急発展の時代には勝てず、ここ読書発電所は建設されました。
『読書』と『発電所』って、なかなか結びつきそうになく、きっと何気なく国道を走りながら疑問に思っていた人も多いハズ。結論的には、単に地名が読書だったというだけなのですが、重要文化財なのだと思って見てみれば、また違った見え方をするかもしれませんね。


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