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長野県の山岳部、野辺山には国立天文台野辺山といういかにも最先端科学っぽい施設があります。太陽電波の観測をしたり、宇宙電波の観測をしているそうで、全国や世界中から研究者が集まるそうです。しかも、もうここからはよく分からないんですけど、南米チリにあるアステっていう望遠鏡は、この野辺山から遠隔操作しているんだとか。とにかくスゲー所です。
一般人にも、見学用に一部開放されているので、行ってみました。無料です!

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入口のゲート

見学と言ったところで、美術館や博物館ではありません。研究者が通行するための通路としてゲートがあるだけです。警備員さんがいる建物で署名をして、「携帯の電源は切るように」と忠告され言う通りにすれば、そのまま中に入れます。
ちなみに、ここに前日の見学者数というものが表示されており、45人と書かれていました。平日金曜日に見たので、木曜日の人数です。「ふーん…」という感じ。

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格言めいた言葉と出会います

ゲートを抜けると、見学コースや国立天文台について、そして宇宙電波ってそもそも何だ?!という説明パネルが置かれていました。一通り見たのですが、いまいち中身は理解できません。簡潔に分かりやすく書こうとしてくれているんだと思いますが、それでもやや難解ですね。要するに、宇宙のことが分かるのは、電波のおかげなんだとかそういう類のことが書いてあったんだと思います。

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ミリ波干渉計という望遠鏡がありました

なんでも6台のアンテナをケーブルでつないで電波をキャッチし、それを解析することで、大きな大きな望遠鏡と同等の役割を果たせるのだそう。こういうものがあるから、天体の様子なんかを細かく知ることができているそうです。頭の良い人って、いったいどこまでのことができるんでしょうか。つくづく、自分が凡人なんだなと感じさせられます。

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このレールは望遠鏡を動かすためのもの

鉄道みたいな感じですが、これで巨大な望遠鏡を動かして、アンテナの位置を調整したりするそうです。なんか急にアナログな感じが出て安心。

安心ついでに、もう一つ言うと…

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犬を連れてるセレブもいました

天文学オタクみたいな人ばかりが訪れる施設なのかと思ったら、何気にチワワやらダックスなど高そうな犬を連れてきているセレブ見学者もいました。セレブさんたちが談笑している瞬間も「宇宙から電波が注がれている」わけです。そう考えると、なかなかシュールな光景でした。

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45m電波望遠鏡

さらに奥にいくと、ここのメインとも言うべき45m電波望遠鏡があります。直径が45mですからかなりの大きさです。ミリ波っていうのを測定できる望遠鏡の中では、世界最大なのだとか。野辺山に世界最大があると思うと、なんかゾクゾクしますね。金髪で顎髭をたくわえた白衣の科学者が、「ノベヤマ~!」と言ってる姿が目に浮かびます。

さらに奥に行くと、展示室というものが。

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ブラックホールの仕組みを知るやつ

その展示室には、ブラックホールの仕組みを分かり易く視認化した物がありました。これを見れば、ブラックホールっていうのが、どういうものか分かるそうです。(…でもさ、だいたい1985年以前に生まれた男子なら、キン肉マン見てるから、おおよそのことは分かるんだよね)

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ボールをセットします

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手を離すとボールが中に落ち、ぐるぐる回りました

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最後はストンッ!と落ちました

ボールがぐるぐるぐるぐるゆっくり回って、「なんだか、ダラダラ回ってんなー」と思うほどゆっくりなのですが、最後は急にストンと落ちてしまいます。これが宇宙にあるブラックホールなんですね。ちなみに、吸い込まれた後はどうなるんでしょう?さすがにそこまでのことは可視化されていませんでした。宇宙の謎は深いです…。

展示室を出て岐路につくと、ちょっとだけ遊べるゲームのようなものがあります。

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これが、そのゲームのようなもの

これは、小型バージョンの電波望遠鏡。完全に展示品なのですが、きちんと電波をキャッチできるようです。

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説明書きがあります

「人工衛星からの電波をとらえよう!」と、ポップに書いていますが、なかなかスゴいことですよね。今ココで、この場所で電波をキャッチしてみようと言うのです!!

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レバーがあるので雰囲気で動かしてみます

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アンテナが動きます

ジーーーという音を立てて、アンテナが動いているのが分かります。いちおう、もし人工衛星の電波を捉えたら音が流れるそうなのですが、上下左右どこにでも動くので闇雲にやっても捉えることができません。
そう思って、よーく説明を読み直してみると、「同じ色の目印同士を合わせるんだ」と書いていました。何のことだろうかと思い、注視してみると。

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ありました!このマークです!

いわゆるバミリがありました。これでアンテナの場所は固定されました。あとは角度をゆっくりひねりながら動かしていくと・・・

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メロディが流れます!(写真じゃわかりませんが…)

ピロピロ~♪と、メロディが流れてくれました。いま、宇宙にある人工衛星の電波をキャッチしているということです!些細なことなんですが、それでもちょっと感動しますね。宇宙が身近に感じられたようで、ミリ単位ではありますが、科学者に近付いたような気分になれます。スバラシイ。

野辺山駅から車ならすぐですが、もし交通手段が無い場合は駅前でレンタサイクルすることをオススメします。自転車だと割と近いので安心して、電波をキャッチしに行くことができるでしょう。いつか、野辺山から遠隔操作しているという、チリの望遠鏡を見に行きたくなりました。




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